感情の起伏が激しいと感じたら?原因と穏やかな心のコントロール方法

コーチング資格

ちょっとしたことで気分が大きく揺れたり、さっきまで元気だったのに急に落ち込んだり。「感情の起伏が激しい自分をどうにかしたい」と思ったことはありませんか。

感情の起伏とは、喜びや怒り、悲しみといった気持ちの上がり下がりのことです。誰にでもあるものですが、その振れ幅が大きすぎると、人間関係でも仕事でも消耗してしまいます。

この記事では、感情の浮き沈みが激しくなる原因を整理し、穏やかな心を取り戻すための具体的な方法をお伝えします。

なぜ気持ちの浮き沈みが止まらないのか

感情の起伏が激しくなる原因は、ひとつではありません。

原因 具体的にどう影響するか
睡眠不足・生活リズムの乱れ 脳の前頭前野(感情の制御を担う領域)の働きが低下し、些細な刺激にも過剰に反応しやすくなります。
慢性的なストレス ストレスホルモン(コルチゾール)が高い状態が続くと、感情のブレーキが効きにくくなります。
過去の体験の未処理 つらい記憶や感情が整理されないまま残っていると、似た場面で感情が一気に噴き出しやすくなります。
思考パターンの偏り 「どうせ自分はダメだ」「あの人は私を嫌っている」といった解釈の癖が、感情を必要以上に増幅させます。
他者との境界線の曖昧さ 相手の感情を自分のことのように受け取り、周囲の影響で気持ちが大きく揺れやすくなります。

複数の要因が重なり合って、気持ちのコントロールが難しくなっているケースがほとんどです。

なお、感情の起伏の背景に神経発達の特性(ADHDやHSPなど)が関わっている場合もあります。

参考記事:自己肯定感・自信をつける方法

その感情の波、あなただけじゃない

感情の起伏が激しいことに悩んでいる人は、決して少なくありません。職場で感情的になって後悔した経験、パートナーへの些細な一言に必要以上に傷ついた経験、誰しも心当たりがあるのではないでしょうか。

喜びも悲しみも、あなたが物事に真剣に向き合っているからこそ生まれる反応です。

問題になるのは、その波に振り回されて自分を見失ってしまうとき。つまり「感情があること」ではなく「感情に支配されること」が本当の課題です。

ここから先は、なぜ感情の波が大きくなるのかを理解し、自分に合った落ち着かせ方を見つけていきましょう。

穏やかな人は何が違うのか

「穏やかな気持ちでいられる人」は、感情がないわけではありません。感情の扱い方が違うのです。感情の起伏が激しい人と穏やかな人の違いを見てみましょう。

感情の起伏が激しい人 穏やかな心を保てる人
感情が湧いた瞬間にそのまま反応する 感情に気づいてから、一拍おいて行動を選ぶ
出来事に対して「なぜ自分だけ」と感じやすい 出来事と自分の価値を切り離して考えられる
ネガティブな感情を「感じてはいけない」と抑え込む ネガティブな感情も「今の自分のサイン」として受け止める
他人の評価や反応に気持ちが大きく左右される 自分の判断基準を持ち、外からの刺激に振り回されにくい
同じ出来事を繰り返し思い出して感情が再燃する 出来事の意味づけを変えることで、感情の再燃を防いでいる

最後の「意味づけを変える」という力は、心理学ではリフレーミングと呼ばれます。たとえば「上司に厳しく指摘された」という出来事を、「自分はダメだ」と受け取るか、「期待されているからこそ言ってもらえた」と受け取るかで、そのあとの感情はまったく変わります。

穏やかな人は、この「受け取り方を選ぶ力」を意識的に、あるいは無意識に使っています。そしてこの力は、トレーニングで身につけることができます。

参考記事:NLPとコーチングや心理学の違いとは?

今日からできる、心を落ち着かせる5つの習慣

日常の中で少しずつ取り入れられる習慣を5つご紹介します。

習慣 やり方とポイント
感情に名前をつける 「イライラしている」「悲しい」と、自分の感情を頭の中で言葉にします。言語化することで感情の暴走にブレーキがかかりやすくなります。
呼吸を意識的にゆっくりにする 鼻から4秒吸って、口から8秒かけて吐きます。吐く息を長くすることで心拍が落ち着き、感情が高ぶったときの最初の一手として使いやすい方法です。
出来事の受け取り方を書き換える 感情が動いた場面を振り返り、「別の見方はないか」と自分に問いかけます。解釈が変わると、感情の質も変わりやすくなります。
「今ここ」に意識を戻す 過去の後悔や未来の不安で気持ちが乱れているときは、「今見えるもの」「足の裏の感覚」など、五感に注意を戻します。思考の堂々巡りを止める助けになります。
睡眠の質を守る 感情のコントロールには睡眠が大きく関わります。就寝1時間前のスマホを控える、起床時間を一定にするなど、小さな工夫から始めるのが効果的です。

5つすべてを一度に始める必要はありません。まずは「これならできそう」と思えるものをひとつ選んで、1週間続けてみてください。

感情の波が少しずつ穏やかになっていく感覚に気づけるはずです。

「自分を変えたい」と思ったときの次の一歩

感情の起伏を穏やかにする方法を知っても、ひとりで続けるのは簡単ではありません。

頭ではわかっていても、いざ感情が動いた瞬間に冷静でいるのは難しいものです。

そんなとき、心の仕組みを体系的に学び、プロのサポートを受けながら実践できる場があります。

日本NLP能力開発協会のNLPコーチング®は、この記事でご紹介したリフレーミングをはじめ、感情の扱い方を根本から身につけるためのプログラムです。

感情に振り回される自分を変えたいと感じている方に向けて、まずは無料の体験動画をご用意しています。

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